ガラス

ウランのカナリヤ

ウランガラスの段継ぎ製品を見つけました。 長波の紫外線照射下ではこんな感じです。左が石英ガラス、右がパイレックスです。 間に四種のガラスが挟んであり、パイレックスのすぐ横がウランガラス(たぶんコーニング3320)です。

ウランガラス

某さんの所に行って、交換条件でもらってきました。 ウランガラスです。 酸化ウランが練りこんであるガラスで、きれいな蛍光を示します。 長波の紫外線を当てるとすごくよく光ります。 段継ぎに使うガラスなのですが、今はなかなか手に入りません。 調べてみ…

再び特価情報。 http://www.friko-glassworks.com/ スリ付きリービッヒ 0.45 諭吉、ジムロー 0.8 諭吉です。 安いです。モノを確認したいので腕の出る器具をいくつか頼んでみます。 それにしても、関○化学のシュレンクはダメダメでしたね。 肉薄すぎ、スリが…

うかつなことに知らなかったのですが、岩城硝子は旭硝子と経営統合して、旭テクノグラスになったそうです。 どうりで、岩城のカタログが送られてこないはずです。 カタログといえば、矢沢のカタログは本社にも数部しか残っていないという話を聞きました。 面…

なれの果て

何度も学生さんが割ってくださるので、だんだん原形から変化しつつあるジムロート氏式冷却管。 溶液を加熱還流する際に用いる冷却管です。 写真右のすりあわせはもともと標準テーパー15だったのですが、途中から29にしました。 冷却水入り口も自分でゴム…

昨日の回答

昨日のガラス器具の答え「ペンレコーダーのペン」。 30年前までは、ペンレコーダーのペンは、ガラス製だった。 ガラスのインク壺に毛細管が縦封入してあり、これが曲がって、先に細い金属管が封入してある。 縦封入横の供給口からインクを入れると、毛細管…

これはなんでしょう?

あざけり先生の情報の孫引き。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%83%84%E3%83%A1%E3%82%AF%E3%82%B5 へー。シロツメクサをガラス製品のパッキングに使うとよいのか。 今度してみようかな。

あざけり先生の情報の孫引き。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%83%84%E3%83%A1%E3%82%AF%E3%82%B5 へー。シロツメクサをガラス製品のパッキングに使うとよいのか。 今度してみようかな。

firestone bubbler

「大事に使うなら、持っていってもよい」という条件で、ある人から firestone bubbler *1をもらった。 これはおそらく国内で作られたホントに初期のプロトタイプで、製作者は神業職人の A 氏。 マジ?!くれるの? これ、ムチャクチャ欲しかったんだよね。 …

石英ガラス管

写真は、この間に引き続きビンテージガラス。 10cm径透明石英ガラスの試作品。根っこの部分。 昭和40年代まではこんなものしかできなかったようだ。 しかも偏肉、気泡入りまくり。 このことを考えてから、数日前の石英るつぼの大きさを思い出してほしい。 …

「おかえりなさい、あなた。おふろになさいます?」

CZ 法ケイ素単結晶育成用石英ガラスるつぼ(信越のカタログより) うわ、でか! 新宿ショーで小さいのを見かけるけど、これのエッジをこすって振動させる音は頭にとても響く。

ガラス細工

2時間ほどガラス細工。 職人さんにお願いしたいのだが、「お前がやれ」とか言われちゃいそうだし。 うまくはないが、写真をアップ。 ヤングのテフロン真空コックに石英4面セルを付けて、横に 10 ml のメスフラスコと共通オスズリを付けてみた。 一番イヤな…

保温ジャケット付きクライゼンヘッド型ビグリューカラム

いまだにこれをどうやって作るのかがわからない。 ??? 外側と内側の管の間はもちろん真空引きされている。 まあ、真空引きは最後には間違いないのだが、曲がった二重管をどういう工程で作るのだろう。しかもそれが T 字に接続されているんだよね。 謎。か…

石英ガラス

右上の写真は大口径石英ガラス管の形成スタート部の試作品。 歴史的なガラス。ビンテージ*1? 石英は融点が高く、この大きさ(径15cm)の融解部の温度を維持するのは大変らしい。 国内の石英ガラス製造の歴史は、昭和7年に、鉄興社*2山形工場でフェロシリ…

職人さんが嫌がる注文

かなり製作の難しいガラス器具を一つ紹介します。 これはどの理化学ガラス職人さんも製作を嫌がるでしょうね。 腕に自信の無い人は断るかも。 液体試料を窒素ガス気流に乗せて真空に放り込む、気化ヘッドです。 ガラス容器にテフロンコックがついて、これが…