リトマス、そして地衣類由来の色素

メモメモ。 http://www.esnet.ed.jp/center/kenkyu/uploads/h18/h18_22-02.pdf http://www.chriscooksey.demon.co.uk/lichen/orcein.htm http://lichenjapan.jp/?page_id=634 http://ameblo.jp/yomogiko-bo/entry-11540238063.html

テールヴェルト

某所の露頭にいっぱいあるセラドナイトを使って、顔料用緑土(green earth(英), terre verte(仏))を作ってみます。

イボニシによる貝紫染め

伊勢志摩の海女がかつて手拭いを染めたという、イボニシ (Thais clavigera (Küster, 1858))の貝紫染めをしてみます。 反応式をおさらいすると、こうです。この反応には必ず光と酸素が必要です。 まず、海岸にいっぱいいるイボニシを採ります。 他の貝、特に…

藍の生葉の叩き染め、改良レシピ

夏休みで、こども達がやってきたので、藍の叩き染めとバット染色を教えてました。 まず布を切ります。綿よりも絹(シルク)が良く染まります。 綿よりも絹の繊維の方が、藍の色素分子とより強く相互作用する(くっ付き合う)ためです。 タデアイの葉を摘みま…

タデアイからのインジゴ生成反応

反応式で書くと、こうです。 チリアンパープルの生成によく似ています。 ここでも、生体の中に分解酵素が仕込まれていて、それを傷付けると動作開始になります。 タデアイの場合は、細胞内の別々のところに仕込まれていて、葉をつぶすとそれが混ざり合って動…

藍染め

植物染料の王者、藍(インジゴ)染めに挑戦しています。 インジゴは水にほぼ不溶性の青色色素で、これを布への染料として用いるには、さまざまな工夫がいります。 これは大きく分けて二つあり、直接染色と建染め(バット染色)で、前者はインジゴ分子を布の…

貝紫染め

アカニシを有明から送ってもらって、ホンモノの貝紫染めをしてみました。 アカニシ、大きいのでは 20 cm 近くになるらしいんですが、これは 10 cm 前後。 イキイキです。食べられる貝なので、わずかに流通してます。 これを割ります。ゆでると肉がするりと抜…

今月の連載

現代化学のほうはバリウムの話を書いてます。金属バリウムとかバライトとか、重いウンチとかですね。 月刊化学の方は、カドミウムイエローとカドミウムレッドを取り上げました。 よろしければぜひどうぞ。 次は何にしようかなー。 月刊化学の連載は貝紫予定…

古典合成青色顔料

エジプトブルー、ハンブルー、ハンパープルのみっつです。 銅系の無機青色顔料ですね。

炎色反応

ホウ素(ホウ酸)の炎色反応をすっかり撮り忘れてました。 ホウ酸は強加熱によりすぐに無定形のガラス(酸化ホウ素)になり、こうなるとなかなか加熱してもキレイな緑色が出てきませんね。有機ホウ素化合物の方がいいのだろうかしら・・・。

老蛙マクロ

なかなか使いづらい・・・ LAOWA 60mm F2.8 2x Ultra-Macro / D810

しまった!失敗した!

とーたん、むらむらだね。なんでかね。

6,6-ジブロモインジゴ

いわゆるチリアンパープル、6,6'-ジブロモインジゴで正絹の縮緬生地を染めてみました。 染色は建て染め(バット染色)です。 わりときれいにむらなく染まりますね。もう一回染めよう。 建て染め(バット染色)というのは、藍(インジゴ)のような不溶性の染…

染織と生活/月刊染織αの目次

http://www.re-make-re-model.com/s-t-s.htm Ancient Coinage of Phoenicia, Tyre http://www.wildwinds.com/coins/greece/phoenicia/tyre/i.html

日本の水銀鉱

益富に顔を出して、写真撮影してきました。 主に辰砂です。さすがに益富は、鉱山操業時の最高品位鉱石を所有していました。 トップバッターは大和水銀鉱山。イトムカと対比できる西の国内有数の水銀鉱山でした。 辰砂 (cinnabar), HgS, trig. 奈良県宇陀郡宇…

カドミウム

硫化カドミウム〜セレン化カドミウム系固溶体と端成分の出す黄色、オレンジ、および赤。 きれいねー。

たどりついたらいつも穴掘り

手が届かない・・・。

金属バリウム

なかなかこれが難物なんです。表面光輝が持たない。 グローブボックス中でも、背景紙のすっている湿気で曇ってしまうのです。 リトライ必至。

あんげ

後輩の Angew. Chem. のカバーの結晶の写真を撮影しました。 ヤヌスの鏡、ってありましたね。

ねじばな

なんか久しぶりに、モジズリ(ネジバナ)の写真を撮りました。 好きなんですこの花。

現代化学7月号

表紙と、自分の連載と、別のところにもう一ヶ所、ウチの写真が入ってます。 探してみてね。

1-ブロモピレン (1S,2S)-(+)-trans-1-amino-2-indanol benzo-18-crown-6

フォーティーナイナーズ

アニキの四十九日と、オヤジの誕生日パーティーを兼ねて、実家で飲んでました。 ついでに、アニキのアパートに行って、服とCDを形見に貰ってきました。 まさかオヤジより先にアニキが死ぬことになろうとは。

シリアツブリガイと貝紫

貝紫の原料になった、シリアツブリガイ(アッキガイ科)の貝殻です。 Bolinus Brandaris Cagliari gulf, South Sardinia, Italy 多くの変種が入っています。 Bolinus Brandaris var. trispinosus Bolinus Brandaris var. coronatus Bolinus Brandaris var. c…

こいつ、動くぞ!

お? おお? おおおお! すごいねー。あるけたねー!

戦利品

藍鉄鉱(姫島) 日本を代表する藍鉄鉱の標本。 紫石(ナミビア) コロラド産も持ってる(前にコロラドで買った)のだけれど、ナミビアの。 いかにもリン酸マンガン的な色ですね。

飯田橋

ミネラルマーケットで遊んできました。 かまってくれた方は、誠にありがとうございました。

一升背負わせる

うんしょ、うんしょ うんしょ うんしょ・・・ おもいー

娘が産まれて1年経ちました。すごく元気です。 嬉しいなぁ。あんなに小さかったのに。 生まれてきた時は、あんなに小さかったのにねー。

月刊雑誌2冊

現代化学では、亜鉛の話を 月刊化学では、まりまりシスターズの橋本麻里さん、おかざき真里さんにご協力していただいて、朱と辰砂の話を書いてます。 よろしくお願いいたします。