マグネシウムの鉱物

久しぶりに家でゆっくりしているので、石の写真が upload できる。



ダイピング石。8月に採ったもの。
うわ!地味!
地味だけど、このあたりの含水マグネシウム炭酸塩鉱物は勉強すると面白い。
生成条件のわずかな変化によって、様々な鉱物相が顔を出し、共存したりしなかったり。


糸みたいに張り付いて見えるのは蜘蛛の巣。
露頭では、蜘蛛の巣や虫の屍骸を巻き込んで、少しずつ現在進行形で成長している。
滲みだす地下水の pH とイオン濃度を測ってみたい。


複製人間マモー。

寝る前に標本箱を見ていたら、懐かしいのが目に付いた。


♪まるこめまるこめまるこめまるこめ



まるこめまるこめまるこめまるこめ まるこーめ みっそ♪


いや、因幡の白兎かな。


この産地、最近はとにかくたくさんドクウツギとススキが群生してしまって、しかも急斜面で掴まるところが無い。
で、しょうがないからどちらかにつかまるんだけど、ススキで手を切ったあとにドクウツギの枝葉をつかむのはものすごくイヤーな感じ*1
ドクウツギ、実は噂では甘くておいしいらしい(しかしもちろん種を食べると中毒を起こす)んだけど、試す気にはなれないぞ。
一粒ぐらいなら大丈夫だそうだが、オレは責任を取らん。
ドクウツギの毒成分はコリアミルチンと呼ばれるセスキテルペン。
四環式の不思議なビスエポキシドで、ラクトンでもある。

*1:軍手しろって