光学活性結晶コンクール
サンプルがゆうパックで送られてきたのを受け取る。
ビニール袋に入っている白い粉って、麻薬ですか違いますかそうですか*1。
末端価格200万円。
すごい大粒の結晶。
平均3mmぐらい。大きいものでは6mmぐらいの柱状結晶。
こりゃ結晶性がよさそうだ*2。
熱飽和溶液を普通に放冷するだけで、1cm大の結晶が取れるんじゃないか。
う ら や ま し い。
オレのサンプルもこのぐらいいい結晶になってほしい。
ま、ありきたりの溶媒から溶解性と結晶化しやすさをちょっと調べてみようか。
結晶水を含む可能性があるってのがイヤな感じ。
溶媒の水抜きせんとあかんのか。だる。
まあ、普段の実験で必要なほど厳密にする必要はないのが救いかな。
→化合物名での検索でここにくる人がいた。
コンクール入賞狙いかな。きっとそうに違いない。
でっかいのを作ろうね。
この晶癖だと、四角柱か八角柱か。
monoclinic の結晶は結晶水を含む相だからダメよ。
この感じだと、応募者数は極端に少ないような気がするのはオレだけか。
それはそれで望むところ。
JACS の論文*3を3年ぶりぐらいに読んだら、ずいぶん丁寧に実験してるんだなと改めて感嘆。
有合化の最近のが図書館にないのに激怒。