Hymns Carols & Songs About Snow

Hymns Carols & Songs About Snow

Tuck Andress のクリスマスアルバム
そろそろ肌寒くなり、クリスマスソングの季節になってきた。
オレはクリスチャンではないが、クリスマスソングは大好き。
なんかドキドキ・ワクワクする。
クリスマスが好きというわけでもないんだけど。歌だけね。


さて、このアルバム、ギター一本のみのインストで、オーバーダブもない。
が、とても気持ちよい音を出している。
これはタックのコード展開のうまさによるものだ。
絶妙なロール、訳の分からん運指、テンションを絡めたアルペジオなど、恐ろしいテクニックで、しかし音はいい感じ*1
ムードのある、柔らかいフルアコのクリスマスソングを求めている人にはお勧め。
仲良く彼女(あるいは彼氏)と、雰囲気のある話をする際の BGM にはいいかも。
アマゾンで視聴できるので、興味のある人はそちらへ。


今考えてみると、ウィンダムヒルレーベルは、多くのスーパーギタリストを抱えていた。
タックはもちろん、アコースティックギターの一つの流派を確立したマイケル・ヘッジス、ウィリアム・アッカーマン、アレックス・デ・グラッシなどの、ギターの表現の最終章に到達し得た人達ばっかりだった。


さて、オレはムードのあるクリスマスをおくる必要も無くなってしまったので、やはりこのアルバムになる。

メリー・アックスマス

メリー・アックスマス

かなり有名なロック系のギタリストが一曲ずつクリスマスソングを弾く企画。
上のアルバムに比べるとうるさめ。
「ムードなんかいらんよ、ノリで勝負」というギターフリークにはこちらがいい。

*1:ただし、やっぱりソロアルバムと比較すると、やっつけ仕事の感じは否めないが