飽和

いままでいろいろな研究機関を見たが、ここは恐ろしいことにガラス器具が飽和している。
これはこれですごいことだ*1
とうとうストックの置き場所が無くなってしまった。
バリバリ割って、バリバリ捨ててるし。
割れてないジムロートとか、蛇管が茶色いという理由だけで捨てられちゃう。
表面が曇り気味だというだけでナスフラスコもゴミバコへポイ。


一度贅沢を覚えてしまうと、もう貧乏へはもどれない。
パスツールピペットやサンプル瓶、ミクロサンプルチューブなんて再利用する気がしないと学生に言われた。


オレがはじめて研究を学んだ研究室は、とにかく貧乏だった。
試薬もなかなか買ってもらえないし、ガラス細工のガラス管は最後の1cmになるまで使え*2と言われた。
でも、そこにいるときは、貧乏だとは思わなかったな。


便利さを追求するあまり、忘れてしまった大事なこと。
自分だけは見失わないようにしよう。

*1:某所にはかなわないだろうが。あそこはいきなり実験室のガラス器具をすべて廃棄/総入れ替えするらしいから。

*2:短くなったら、ピンセットで引いてキャピラリにできる