職人の心構え

学生さんに実験指導。というか心構えだけ。
大工や建具職人さんの間では


「手傷、マラ*1出し、釘こぼし」


という言葉がある。これは、ダメな職人の行動で、逆説的に、

  1. 怪我をしないようにしなさい
  2. 身なりをきちんとしなさい
  3. 道具を粗末に扱わないようにしなさい


という意味がある。教育的だ。
まあ、肉体労働はまずここからだよね。安全が一番。実験もそう。
身なりをきちんとするのは防災上の意味もあるし、気構えとしても重要。
ガラス器具を壊さないのは あ た り ま え*2


じゃあお前の実験台の上が片付いていないのはどういうことかという疑問はこの際おいといて。オレはあれでも片付けているつもりなんだが。

*1:サンスクリット語で、男性の性器のこと。アイヌ語ではチポ。日本国内ではアイヌ語ルーツの呼び名のほうがよく通る。

*2:「ガラス器具を割るな」というべきか、それとも「ガラスは必ず割れるもの。割ってもいいがそれに見合ったデータを出せ」というかで、指導の方針が二分する。オレは前者。なぜなら、そのぐらい注意深くなければ観察力や想像力がやしなえないと考えているから。