雪道スタック

仕事場の裏から朝鮮学校に抜ける裏道*1を通ってみたら、結構な積雪で、まだ15cmぐらい積もっていた。
そこをのんびり、がたごと車で走っていたら、前方にケツが雪にはまったシエンタトヨタ)が。
学生さん4人が乗ってきたようで、後ろから押してるらしいが、滑って出せそうにない。
車はスタッドレスこそ履いているものの二駆で、しかも FF。こんな雪だらけの急な登りの未舗装道を上がれるはずがない。
で、道の横の雪にはまって出せなくなったもののようだ。


漢の出番がやってきたぞ(笑)。


牽引ロープで引っ張り出す。*2。スッと出た。
彼らは道の反対側(朝鮮学校側)から雪道を100m上がったところでスタックしていたので、ここから先の雪道を抜けられるとは考えられず、「バックで戻れ」と指示。
が、運転者が超初心者で、轍のトレースをバックでできない。ハンドル切りすぎ。
「スリップしちゃってダメなんです」と言うんで、オレが乗り込んで運転してみたところ何の問題もなく動く。
彼はアクセル踏みすぎ。動き出しはクリープで出すつもりで踏まないとね。
道は車一台の幅しかないので、ゆっくりと彼らがバックで道を戻るまで技術指導。その間一時間。


学生さんは無鉄砲で猪突猛進だ。若さの証明でもある。そういうのは嫌いではない。


舗装道まで下りると、彼らがジュースを買ってくれた。
牽引料+1時間の指導料にしちゃ安い気もするが、まあいいや。


実はオレも車を買って初めてのドライブの時、ほとんど同じことをしたことがある。

*1:完全未舗装で夏場は泥濘の道。道幅は1.5mー2m。標高差もあり、普通車の通る道ではない。

*2:シエンタは、前に引っかけるところが見あたらないのはなぜ?