やっぱりハートが一番大事だということでしょう

ある、金を試掘した跡に行ってみました。


ここは、古い堆積岩に入り込んだ石英脈で、地元の人の話では金はほとんど出なかったようですが、そのかわり水晶がいっぱい出てきたんだそうです。
露頭にはいくつもガマが確認できます。目移りしちゃうな。
水晶はすごくきれいです。
そのかわり個々の水晶はあまり大きくありません。7 cm が最大です。


しばらくガマを端から菜ばしでちょこちょこ突付いていたら、展開が期待できそうなものにあたりました。
透明なツヤツヤの水晶がいっぱい出てきます。喜んで突付きます。
蛙がぴょんぴょん飛んでいるのはご愛嬌というものでしょう。


それにしても蚊が多い。蚊取り線香を3本焚きます。


ガマの中は粘土ではなく、細かい石英の砂のようになっています。
しばらくほじくっていたら、ガマの奥に板のような水晶が埋まっているのが見えてきました。
適当に割り出したら実は双晶だったというのが一番不幸な事故なので、丁寧に周りを砕いて、そっと引き出してみました。
ものすごくきれいな双晶でした。
透明で艶良いハート型で左右のバランスもよく、まったくの無傷で母岩付き、しかもゲスに対してほぼ垂直に立っていて、周りの水晶ともほとんどぶつかり合っていません。



むひひひひ。


すぐにガマの底に到着したので、荷造りをして、採集終了にします。


ちょっと早いですが、温泉が待っています。
いつもこうあって欲しいものだと思います。



今日の足跡

クマーーーー