買っちゃいました。くまむし。

クマムシ?!―小さな怪物 (岩波 科学ライブラリー)

クマムシ?!―小さな怪物 (岩波 科学ライブラリー)

クマムシぬいぐるみ、欲しいです。
応募しますよもちろん。


もう一つ。書き忘れてました。

日本産鉱物型録 (国立科学博物館叢書)

日本産鉱物型録 (国立科学博物館叢書)

日本産の鉱物種を網羅した良書。
バイブルとしては桜井鉱物標本がありましたが、そう簡単に手に入る本ではありません。
日本産鉱物種はマニアにはいいのですが、一般受けしません。
この本はマニアが楽しめ、一般の人も眺めて楽しい本だと思います。だといいです(希望的観測)*1
見たことの無い鉱物の写真、記載されているのすら知らなかった(不勉強という)鉱物も多かったです。
内容は、国内で産出が報告されている鉱物種の学名、化学式、結晶系、和名、読み(ローマ字)および産出の少ない鉱物は代表的な産地と記載文献が網羅されています。
一部の鉱物は、元素分析データがあります。
十に一つぐらいの割合で、写真が載せられています。
この写真が素晴らしいんです。
日本で初めて発見された新鉱物はもちろん、古い科博所蔵の立派な結晶標本が見ものです。
写真を撮り直しているのも多そうです。
月ケ瀬の苦土大隅石など、新しい産地の立派な標本も。
写真に付けられている産地の行政区分が大合併以後のものなのが、すごく苦労を感じさせます。
私のようなタイプの人には、文献がきちんとあげられているのが助かります。


で、何の標本の写真が一番好みかということになりますと、やっぱり表紙絵の「八幡山の日本式双晶母岩付き」でしょうね。
何度も見ているこの標本の写真、いつ見てもため息が出ます*2

*1:非鉱物マニアの方は、成分や産地や文献などは、読んでも面白くないと思います。

*2:この標本が出たガマ、八幡山の黒平側なのか須玉側なのか、いつも意見が食い違います。知っている方はご教授ください。黒平側だという意見が信頼できそうなのですが。