再見!柔軟性結晶
またもや柔軟性結晶*1です。ガラスのビンの内側に昇華していっぱい張り付いていました。
比較的丸っこい分子なので、分子の重心が固定されているにもかかわらず、分子の向きがてんでばらばらという、イヤーなやつです。
まじめに前へ倣えをしてほしいんですよね。
やはり、枝分かれしたアメーバ状になります。
アメーバの枝の数や方向には規則性がまったくありません。
しかし、痩せても枯れても結晶です。ちゃんとアメーバの枝先に結晶面(平坦な一面のみです)がちょこっと出ています。
結晶成長のステップも確認できます。
黒矢印のところが、段々畑になっているのが確認できるでしょうか。
赤矢印のところは結晶の領界です。ここで結晶の方位が変わって、全体としてはアメーバ状の多結晶になっているというわけです。だから枝に規則性がないのでしょうね。
さて、結晶の写真もそろそろコンパクトデジカメは卒業して、一眼レフを買おうかなとたくらんでいます。
予算の都合がなかなか付きませんが、ぼちぼちと行きます。
いい写真が撮れるようになりましたら、アップします。