役所に行って書類を取ってきましたが、ちっとも筆が進みません。
悲しいです。情緒不安定です。
が、大きな学生さんが「X線取ってくれー」とおっしゃるので、結晶構造解析。
ペラペラの結晶の一番厚そうな部分を切って、キンキンに冷やして、露光時間を長く取って満足な回折データを得ました。
これを直接法で解いたら、瞬時に解けました。めんどくさくなくていいです。
空間群が対称心が無いので、フラックのパラメータまで精密化。
ものの10分で終わってしまいました。小さな分子はいいですね。
こいつはさっくり論文にできそうです。


するってえと、中国人ぽすどくも「X線取ってくれー」と。
これは既知で、しかも以前の論文に「マイナス100度まで冷やしてもまともなデータが取れなかった」とあったものです。
ぶつくさ言いながら結晶を切り、マイナス150度まで冷やすと、おぼろげながら反射が見えてきました。
構造は見えるでしょうが、いい回折データが取れるかどうかははなはだ疑問です。
しかも双晶っぽいんですよね。弱ったな。


その合間に、自作パソコンを組んでいました。
Core2Duo のファンがでかくてびっくりしました。
とりあえず、部品をすべて取っ払って、電源を収め、マザーボードを入れ、DVD ドライブと FD を入れ、グラボを入れました。
ハーネスを付け替えたり、けっこう面倒くさいです。
プラモデルみたいです。マスのイオン源を組むのに似てますね。
いままで、パソコンの自作は鬼門と考え、手を付けたことがありませんでしたが、もうちょっと早めにやっておけばよかったです。
ケースの規格がわずかに違うようなので、ケースを変えないとダメかもしれません。
PowerMac の中に入れちゃおうかな。
G5 のケースに Windows 機を入れても、現在ならそれほどお咎め*1を受けることは無いでしょう。