車の任意保険を更新しました。
現在、三井ダイレクトなのですが、継続です。
新しく、出先で怪我した際の入院費用などを補助してくれるサービスができました。
+2000円ぐらいなので入ってみました。
採集に行って、落石で怪我したとか、坑道で落盤したとかの補償がされるといいのですが。
約款を読んでも大丈夫そうなんですが、常軌を逸した行動と取られなくもないですよね。


片っ端から、昨年の溜まりに溜まった書類を pdf 化しています。
ドキュメントスキャナー、便利ものですよね。
かなりの速度でフィーダーに挿した書類の束の両面を読み、pdf にして、文字認識してその情報が載ります。
家にある鉱物関係の資料(日本金山誌、鉱物誌、鉱山誌など)も pdf 化する予定です。
で、コンピュータ上の地図ソフトの産地の位置に、資料へのリンクボタンを付ける、と。
東北鉱山風土記も pdf にしたいのですが、本を一ページずつスキャナで読むのは辛そうです。


→とりあえず今日スキャンしたもの。
今年度取ったすべてのスペクトルデータ、学生さんの実験報告。
地酒研究会会報。集中講義の資料の山。
福井県鉱物誌、福島県鉱物誌、日本金山誌(東北)、更埴地質誌。
福井県鉱物誌は白黒写真が入っているので、とりあえず白黒モードですべてスキャンして、写真のところだけ256階調グレーで読み直し、これを pdf に挿しなおしました。
福井県鉱物誌は薄いので、ひとつの pdf ファイルのほうが収まりがいいのですが、他はページ数が多いので、数個に分割しました。
金山誌は県別、更埴は章ごと、福島県鉱物誌は陰イオンの分類で、それぞれ4つぐらいに割りました。
OCR ソフトが優秀で、更埴と福井県鉱物誌は縦書き、金山誌と福島県鉱物誌は横書きなんですが、自動的に縦横を判別します。識字も正確です。
昔の間違い探しみたいな OCR にあきれてしばらく使っていなかったのですが、目覚しい進歩です。


明日は金山誌(関東)、岩手県鉱山誌(旧版)、開発を待つ地下資源にチャレンジしようかな。
これらの資料はすべて二次資料で、一次資料は紙コピーが多いのですが、これは苦戦しそうです。
地質学雑誌、岩鉱、鉱山地質などは早く出版元で1巻から pdf にして欲しいです*1
未利鉄とか希少金属とか広域調査なども pdf にして欲しいぞ。
私が鉱物採集をはじめたころは、コンピュータと鉱物採集のつながりがあまり無く、ある方の結晶描画プログラム(N88BASIC)などが唯一の接点かと早合点したのですが、粉末回折のデータもコンピュータになり、雑誌もオンラインで読める時代が予想より早く訪れました。
ハンディ GPS、地形図閲覧ソフト、カーナビゲーション、携帯電話などの電子機器が発達して、産地へのアクセスも楽になりました。
でも、野山を駆け回って自然と戯れるのは変わらないようです。
コンピュータのディスプレイとにらめっこしてるより、藪を漕いでいる方が楽しいですけど。

*1:地調月報は1964年まで pdf にしたみたいです。全部 pdf になったら、家のコピーがだいぶ捨てられて気持ちいいのですが。