あやしいきのこみっけ!

しばらく雨が続いたので、職場の芝生から大量の巨大イグチが生えてきました。

(↑でかいんですこれ。傘の直径25cmあります)
ヤマドリタケモドキかな?ドクヤマドリタケ*1
もって帰って食べよう。うん、そうしよう。


キノコの同定は難しくて、図鑑で見て「これに似ているから食べられるんだろう」と考えるのは危険です。
食用キノコだけはプロに教わったほうがいいです。
「あんたはどうなのよ」というツッコミはご容赦。
私はいつ死んでも人生に未練がありませんので。


→若そうなのをいくつか摘んで、家に帰って夕飯にします。
大きいキノコを一個、縦に裂いたら、多数の白い芋虫(蛆)が出てきました。
ひゃー。
どうも成長しすぎると、虫の食害に遭うらしいです。
若そうなのを選んで、傘の裏のアミアミを取って、とりあえず細かく切って、(虫はいないものとして)オリーブオイルで炒めました。
この感じだとソテーかスパゲティ用かな。においはすこぶる良いです。
キノコの白い肉が加熱によってほんのり紅色に染まるので、紅鮭、ベーコンとニンニクと共に炒め、茹で上げたパスタにからめて味付けします。
ちょっと香味を付けるために、家庭菜園のバジルの葉を乗せて出来上がり。


こんな感じです。黒いのがキノコ。


味の方はすこぶる良くて、オリーブオイルにも負けず、かといって許しがたい癖があるわけでもなく、薄くなく厚くない味です。ニンニクにも負けませんね。
イメージ的には、シイタケの癖をちょっと落としてエリンギと掛けて√した感じでしょうか。
若い菌のシャキシャキした歯ごたえがよろしい。
こりゃいけるわ。


というわけで、今回のイグチはあたりでした。
また取ってこよ。
次は汁の実かな。

*1:ドクヤマドリタケはアミアミを傷つけると青く変色するらしいです。今回のものは変化なしでした。