今日はバイトに行こうと思ったのですが、寝過ごしたのと書類書きが山と溜まっているので中止。
PC に向かってパチパチ打ちながら、洗濯をして魚を煮ています。
来年の研究のスケジュールをそろそろ立てましょうかね。


最近はいろいろな細分野の研究者と交流する機会が多いのですが、どうも我々の分野は合成反応の仕込み量が多いらしいです。
原料合成で、いきなり100g仕込んじゃう人は珍しいんだそうです*1
それは、我々の扱っている化合物が、通常の有機化合物と違って市販試薬のバラエティに乏しく、かつびっくりするほど高価だということに由来します。
そのため、なるべく安い簡単な構造の原料からスタートして、どっかり仕込んで多段階で作るというアプローチになるらしいのです。
反応の選択性が乏しく、高収率高選択性の反応が少ないのもその原因の一つでしょう。
1−2gなんてハナクソみたいな量の原料は相手にしません。
だいたい、1gの化合物を蒸留してきれいになるのか、と。
目的物か、一つ二つ手前だったらそれでもいいですけど。
必要とされる量がどのくらいかに左右されるのはもちろんです。

*1:学生時代は平気で1kg仕込んでました。フラスコは5リットルです。さすがに某のように200リットル釜は使いません。使いたくないです。