泥沼化
とうとうコンシューマ向きレンズからはずれてきました。
いよいよ泥沼。
で、レンズ沼の神様が言うわけです。
神様「お前が落としたのは、金のマクロスイターかい?それとも銀のマクロキラーかい?」
私「いえ、私が落としたのは、レイファクトです。いいからだせよこのやろう」
これはまさに勝負レンズ。意外と小さいのね。
一枚だけ作例。
水晶と珪灰鉄鉱@ 2nd Sovietskiy mine, Primorie, Russia
PN95A(f = 8)/D80
いかにもスカルン、という感じの水晶です。
倍率は 0.7 倍ぐらいです。
このレンズすごいです。
こんなにシャープだとは思いませんでした。
100ミリの焦点距離のレンズでプリセット絞りで絞り込むと、ピントの山がわかりづらいんですが、シャープなレンズはいくら絞ってもカシッとインフォーカスがつかめます。
色もコントラストもよいです。映画フィルムのコピーに使うレンズですから、悪かろうはずがありません。
普通はこのぐらいシャープなレンズは、厳密な球面収差の補正由来のきつい二線ボケに陥りやすいのですが、このレンズはわりとふんわりボケます*1。
カリッカリでふんわり。言うこと無いです。
そして、知人から墨黒ん35ミリを借りてきました。これのリバースと青い子と瑞光を比較してみます。
*1:倍率によってボケが微妙に変わりますが、若干の二線かな