昨日は、NMR のプロに高次項のシム合わせを長いこと教えていただきました。
こいつはめんどくさく、難しく、勘がいります。
ピークの対称性はどの項が効くのか、裾をきれいにするには、先割れの場合は、肩の場合は、などなど。
ブルカーの人も教えたがりません。
経験と大胆さと慎重さを全て必要とします。
シムを何時間も合わせ、サンプルは超希薄で完全脱気、測定直前に10分ふり混ぜて、やっと見えてくる高分解能の領域があります。