大小感

すごく小さなものを等倍以上の倍率で撮影すると、どうしても被写界深度が浅くなってしまい、写真を見た人は前後ろのボケ具合から物体サイズを自動的に想像します。
人間の目にももちろん焦点の深度はあり、この感覚を引き継いでいるのです。立体視みたいに。
しかし、うまく合わせた多深度合成の写真では、これが無くなって、物体サイズが推測できなくなります。
どのくらいのサイズなのか、拡大写真を撮ってばかりいる私にもわかりません。
これってすごく怖い感覚です。