キャンプ

昨日今日はキャンプでした。
とはいっても、バンガローを借りたので実質飲みに行っただけです。
事前に学生さんに1諭吉を渡し、「これですべての燻製を賄って、全部自分で何とかするように」とお達しを出したのですが、パラパラとどこかのサイトを見るだけで、試すどころか食材や道具すら買っていません。
個人差はあるものの昨今の学生さんは他力本願寺を檀那寺とすることが多いようで、0からスタートを期待するのはホントに望み薄なのです。
おととしの学生さんは熱燻にしていました。彼は全部一人でやったけどね。
http://d.hatena.ne.jp/doublet/20060812
しょうがないので(こんなこともあろうかと思い)拾ってきたゴミ箱を洗い、燻をする缶を作ります。
穴あけて、針金を吊るすだけです。簡単です。
めんどくさければさらに燻の温度を下げてダンボールでもかまいません。
これに出来合いの燻製用のチッププレスに火をつけて放り込めばなんだって燻できます。
で、ラジオペンチで針金を細かく切り、曲げて食材を刺し、ヒッコリーとリンゴで燻をしつつ、「おまえがやれ!」と言うとやっと学生は動き出します。
smokin
でもまあ、まだこれでも良くなったんです。
先月まで彼は電気ポットのお湯を入れることすら知りませんでしたから。


ネエさんは直火の強火で米を炊き、瞬時に沸騰させて吹きこぼし、それを味見して「よく炊けてます」と自己評価。
ダメだろそれ。芯残りまくりだし。
BBQ1
笑って済まされると思うなよ。
結局米はそのままでは皆さんの舌に合わなかったみたいでほぼ完全に余りました。
しょうがないので私がホルモンチャーハンにしたら瞬時に無くなりました。


温泉に入り、酒を飲んでみんな楽しそうでした。
まあ、楽しければいいか。
my phlogiston


燻製はソーセージとチーズと卵を燻してみたのですが、出来は素人作ではまあまあの出来(絶対この分野はプロの技術には到達できないことになっているのです)で、出した傍からみんな食べられてしまったので、写真が撮れませんでした。


で、キャンプ場の管理のおばちゃんに水晶をあげていろいろな食べ物を貰いました。
おばちゃんの若竹煮が一番美味しかったな。
もちろん別のテントサイトのキャンプ客の子供にも配り、だいぶ好評を得ました。
女の子は「早く家に帰って磨く!あたしが磨く!」と狂喜乱舞。
いや、そこまであわてなくても逃げないから。


帰りに料金を支払うときにおばちゃんと雑談していたのですが・・・
「アンタさぁ、性格もいいし山仕事にも強そうだし、ウチの娘がアンタとちょうどオナイドシだから、娘婿にならんね?」
おいおい。