南極観測船「しらせ」解体へ 引き取り手見つからず
http://www.asahi.com/national/update/1024/TKY200810240272.html
ありゃ。誰も保存するお金が無かったか。
私のメットもこの船に乗り、南極で働いてくれた履歴があります。
知る人ぞ知る民宿「あずま」の息子も、この船に乗ったのでしょうね。
南極って言ったらもちろんこれなんですが、
実際に1回南極ロケをやっています。しかししらせはこの時期に作っていたので、ロケには間に合わなかったのではないでしょうか。
なお、第一次南極越冬の様子は西堀氏の「南極越冬記」に記されています*1。
- 作者: 西堀栄三郎
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必要があったらいつでも犬をぶっ殺して喰うぐらいの気構えが無ければ第一次南極越冬なんてできないんだな、と。
南極1号の試用を拒絶したってのは有名な話ですね。
さようなら、しらせ。
*1:隊員がマージャンばっかしてるぞマジメにやれ。といった記述が多くて面白いです。やっぱりそうなるよな。なお、ウチのオヤジは第一次の技術要員の審査で見事に落とされています。多少なりとも学問の素養がないとダメだったんじゃないかと思ってます。