ルミちゃん16歳 開いて写して

ルミちゃんI 16/2.5、ルミちゃんII 16/2.5、白い子 19/2.8、死んだはずだよお富さん 17/4、ゆうちゃん10歳 の比較。
被写体は EPROM です。完全に平面物。
倍率約12倍のピクセルクロップですが、繰り出し長を同じにしてるので焦点距離が短いほど倍率高いです。
マイクロメートル単位で根気よくピント合わせしてます。すべて開放。


ルミちゃんI
EPROM_Luminar_I_16


ルミちゃんII
EPROM_Luminar_II_16


白い子
EPROM_Macro_Nikkor_19


お富さん
EPROM_Tominon_17


ゆうちゃん
EPROM_U10


(結論)


ルミに白い子が勝つ!痛快じゃないですか。どうだちきしょうめ。
しかし、ルミ2のコントラストは捨てがたいものがあります。


けっこうビビるのは、ウルトラマン焦点距離で10ミリ近く違うのに、圧倒的に解像力が上だということでした。
EPROM_UMN28
照明が違って、こっちは強力なファイバーなんですが、まるっきり解像感が違います。
ウルトラマンはやっぱりすごいです。開放値が違いますからね。
明るいレンズほど解像力が高いのは高解像マクロレンズでは常識です。


そしてこのあたりのレンズ、異常に高いのよ〜。
ルミ1、ルミ2、白い子、ウルトラマンを足したらすごいことになります。
端から買って撮り比べようと思わないほうがいいです。ホントです。
ウルトラマンの開放解像力はすごいけれど、被写界深度が浅すぎて、立体物なんか開放じゃ撮れないです。
絞ったらルミや白い子と同じく回折でネボけます。
この倍率で、きっちりフレーミングしてピント合わせするのは、なかなか大変です。
これらのレンズで撮った写真が世界中のウェブを見回してもなかなか出てこないのは、それが原因です。
よほど高倍率接写をする必要がない限り、実用では要らんですよ。