僕の贈りもの

最近知り合ったある方の心ずかい*1により、真のマクロレンズ数本を無償で頂けることになりました。
感謝の言葉もございません。
私はお金を払うつもりマンマンだったのですが。
ずっと大事に使わせていただきます。


あきやんさんの言う、「レンズが向こうからやってくる」というのはこのことなのか、と。


レンズは工業製品です。目標性能にあわせ設計され、必要数が生産されます。
使用用途が終了し、装置耐用年数を大幅に越えると、廃棄されることが多いです。
しかし、ある種のレンズは、レンズ単品で完結された「雰囲気」を持ち*2、廃棄されずに保存されることがあります。
小さくても、そのレンズの持つ雰囲気を嗅ぎ取った人は、そのレンズの用途や設計製造に思いを馳せ、廃棄することができないのです。
そういう幸運なレンズは、自分の出番が出てくるまでどこかで眠り続けます。
あるときにちょこんと陽の当たる所に出てきて、それを見つけた人の所に引っ越しします。
自分の意思で持ち主をさがすかのように。
本当はそうではなく、それは単なる確率論で、廃棄されるものの方が日の目を見るよりはるかに多いはずなのです。
しかし、今回はどうもレンズが自分の持ち主をさがしたような感じがします。
で、どうも見初められたのが私だったようです。


ウチに嫁ぐと苦労するよ。それでもいいのかね?
まちょと覚悟はしておけ♪

*1:http://blog-imgs-31.fc2.com/p/o/l/poloshirts/20090314171510.jpg

*2:エンプラを多用したレンズはどうもそういう感じがしないんだよなぁ。偏見ですかそうですか。