キヤノンボディ

実家に行って、高校時代にこき使ったキヤノン旧 F-1 を回収。
1970 年代前半のキヤノンのフラッグシップモデル。
「向こう10年間はフルモデルチェンジを行わない」ってキヤノンの公言したボディです。
すごいですよね。そんなことよく言えますよね。
今のデジカメ市場の状況からは、口が裂けてもそんなこといえないでしょう。
いい時代でした。


以前は「地獄のように重いな」と思ったんです。
ボディで 820 g あるそうです。
しかし、久しぶりに使うと「チョー軽い!ありえねー」。
最近、D3 (1.4 kg) をぶん回していたため、アレに慣れてしまいました。
久しぶりの F-1 は、塗装はげはげ。
モルトはたぶん大丈夫。
チタン幕のフォーカルプレーンシャッター+ミラー駆動の「バシャコン!」って音は、男を狂わせる何かがあるのです。


久しぶりに、昔を思い出して、トライX+自家現像したいですね。
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/professional/products/films/film_list/blackWhitelist.shtml
やるんなら引き伸ばしまでしたいんですが、実家のラッキー引き伸ばし機は腐っているし。
しかし、現像機材一式を再発掘し、それを再度使い始める気力はもはやなかったのでした。
大判ならともかく。
引き伸ばしレンズはいいものをいっぱい持っているので、これを使って伸ばしてみたいのはやまやまなんですが。
S-Biogon 40mm で、思いっきり引き伸ばしてみたいんです。周辺減光バリバリので。


ついでに、オヤジのニコノス IV ももらってきました。


よく考えてみると、私の選ぶ持ち物って、みんな重戦車なのよね。
たまには瀟洒で華奢でオッシャレーなものを選んだ方がいいのかしら。