やさしい

「地球にやさしい」「環境にやさしい」「カラダにやさしい」などの表現でよく用いられる「やさしい」という用法ですが、どうしようもなく曖昧で、根拠に乏しく、主観的で、責任逃れの色が濃い言葉ですよね。
ぐらぐらピンボケで、胡散臭い感じ。
ホントに効能があり、説得力のあるデータが取れていれば、そんな言葉は使わないものです。
ウェブ上の用法を読んでいると、効果をきちんと調べていないで主観だけで物言いしてるか、はっきりと書くとまずい場合(薬事法違反とかね)の時に使われる傾向が強いようです。


「やさしい」と書いてあったら、逆に「危ないぞ」と考える私はひねくれ者でしょうか。


読者にわかりやすければ嘘をついていいというものではありません。
「正確な」情報が大前提。正しくてわかりやすいのはもっとよし。
正確であり、わかりやすく、深みがあるのが理想。


(結論)「やさしい」と聞いたら、眉に唾せよ。