渡辺万次郎先生のエッセイ

昨日から万次郎先生の随筆を探している人がちらほら。
残念ながら論文以外の万次郎先生のエッセイやまとまった文は、ウェブ上にはほぼ皆無。
スケッチ集「わが町 仙台」は、フルセット持ってたんだけど、Nさんにあげちゃったなぁ。
読みやすいところではラティスの「地下の科学シリーズ 鉱山史話 東北編」。
東北の鉱山の操業時のこぼれ話やイラストが多く楽しめる。
エッセイやスケッチのペンネームは「信夫次郎」。これを知らないと探せない。
「信夫」は、福島市の「信夫山」にちなむ。


遺稿に相当する「思い出の記」には、よれた字で

人生行路に道草を食って
 散々留年いたしましたが
今度は卒業出来そうです
 皆様!ありがとうございました


とあった。おそらくこれが絶筆だろう。


オレも人生、道草ばっかりだな。