タムロン90みり

http://www.tamron.co.jp/lineup/272e/index.html
おそらくタムロンのレンズで最も愛されているレンズであり、ファンも多いです。
解像力があり、しかもボケがきれい。
中古カメラ屋でよく見かけるのでいつも買いたいと思っているのですが、なぜかいつも後回しにされます。
設計には NASA が関与しているとの噂も。
もっとも、ゲイラカイトだって NASA の名前が出てたしね。
いつの間にかニコンボディ用SWM 搭載が出てきました。
そろそろ買い時でしょうか。
レンズ構成を見ても、どっからスタートしてるかわかりづらいです。
ダブルガウスの張り合わせを片方はがし、前に1枚後ろに3枚ってところでしょうか。
普通、このレンズの対抗馬は、ニコンボディでは VR105, Sigma 105 EXDG, Tokina ATX です。
いずれも優れたレンズですね。アラを探す方が難しいです。
普通じゃない対抗馬は PN105 とかマクロニッコール12cm とかです。
使いづらさは尋常ではありません。


常日頃から思うんですが、タムロンのマクロフォトコンテストの要項が

マクロレンズに限定されたフォトコンテストです。
ズームレンズのマクロ機能による作品は不可
単焦点レンズでもマクロレンズ以外の作品は不可
弊社のラインナップでは90mmマクロ・180mmマクロのみ対象

ってのはどうでしょう?
自社で作っている「なんとかマクロ」はいずれも「なんちゃってマクロ」で、そうでないのは唯一この2本だけってのを暴露してますね。
リバースもだめなのかな?
こうなると、マクロレンズの定義が人によってまちまちなのが裏目に出ます。
焦点距離が1mを超えるような長アポニッコールマクロレンズ
MPlan x1 はマクロレンズ?U10 は?

ゴミ捨て

実はまだ大掃除をやっているのです。
廃品回収に、真空チャンバーを出したら「これなんですか?」と。
私「それだけは言えん。しかし磨きが入ってないけど、これムクの SUS よ。ステン地金は重くて値がつくから持ってって。」
ホントはお金もらいたいぐらいです。
段ボール箱を30箱以上空にしてつぶしたので、これをクリーンセンターに持ち込み。
丁寧に畳んでつぶして並べて紐かけるより、持ち込みゴミの方が遥かに楽で安い、と。


プラスチックゴミは(PVC以外)すべて可燃ゴミに混入して廃棄。
リサイクル優等生の PET(ペットボトル用)、一部の PS (発泡スチロール)を除けば、合成高分子なんてみんな焼却ですからねー。
投入するプラスチックの量比が管理しやすくなるので炉の燃焼温度の管理はやりやすくなるでしょうが、生ゴミ比が多くて燃焼温度が上がらなければ重油でカバーしてますから、ゴミの中に一定量のプラゴミを混ぜてやった方が親切でしょう。


モノによっては炉中で融解固着するものもあるので要注意なんですけど。
一番厄介なのは PVC(ポリ塩化ビニル)。燃焼生成した塩化水素は古いタイプの炉を痛めます。
それと、これはまだまだ決着のつかない問題なんですが、PVC がダイオキシンの発生原因になる可能性もなくはありません。
大磯のデータでは、プラスチック分別するとフライアッシュ中のダイオキシン類が激減したという話もあり、PVC だけは分けた方がいいのでしょう。
炉のタイプと燃焼温度と雰囲気によるので、必ず「こうしなければならない」とは言えません。
PVC と言うと東ソーと信越の話になるんですが、両社ともとても世話になってますのでこれ以上は書きません。
ほかに代替するもののない、独自の性質を多く示す安価な合成高分子で、捨てるときに困るという欠点があるのは確かなんです。
バリア、可塑、透明性、耐候性を追求するなら PVC ですよ。FDA のお墨付きももらったし。
「ゴミをそこまで見ませんよ、見て触っただけじゃ材料の区別は付きません」という方は、自治体の廃棄ルールに従いましょう。


私は、自分の価値観と考えで「無意味だ」と判断した社会的なルールを押し付けられるのが大嫌いなのです。
社会不適合者と呼んでくだされ.
でも、だいぶ大人になったんですよこれでも。


このあいだ聞いた話ですが、ゴミ袋にプラスチックを混ぜて収集場所に袋でおいておくと、「ゴミチェックばばあ」なる人物が出現して袋を開け、わざわざ分別したり出した人にお小言をいやみったらしく言うケースもあるそうです。
ほとんどのプラゴミが生ゴミと一緒に加熱焼却されていることを知らないんでしょうね。こういう人は。
タンポンのアプリケーターまで分けちゃいそうですね。


きちんとした方がいいものもあります。
まじめにするべきなのは、ガラス瓶の金属キャップですね。
これは必ず外しましょう。
たまに、ゴミ箱にキャップの付いたガラス瓶を捨てる人がいますが、あれこそ嫌がらせでしょう。
キャップは人の手でなければ外せません。その人件費は馬鹿になりません。
リユースボトルを除きガラスカレットにされてしまうものがほとんどですから、洗いはそれほど重要ではありません。
キャップ外しが最優先事項。


ということを黙々と考えながら掃除をするのでした。


クリーンセンターでは、雨ざらしになった多くの人形が哀れを誘います。
カメラ持っていって、写真を撮ればよかったかしら。
浦安に生息する外来種ネズミ野郎(繁殖力が強い)のぬいぐるみなどはどうでもいいんですけど。