コクヨ 実験ノート(研究ノート)使用レポートもどき

doublet2005-04-28

以前ちょこっと書いた、コクヨの実験ノート(ノ-LB208S)が届いた。

http://d.hatena.ne.jp/doublet/20050408#p1

基本的には5mm方眼ノートだが、つくりが凝っている。
糸縢りの糸の色が一本だけ違うとか、細かいところに配慮が見える。
「記載上の注意」と「記入例」が2ページあるのはとてもいいところだ。
それと、以前の黄色の実験ノートに比べ、つくりがしっかりしている。この作りなら100年近く持ちそうだ。


特色は、以下の通り。

  • 丈夫であり、使いやすい。きちんと見開く。
  • 5mm方眼なので、どんなスタイルの記述にもそれなりに向く。
  • 記入者、確認者、日付の欄、通しページ番号が各ページに入る。


152ページ、オレの買った価格は1008円であった。


諸研究機関では、コクヨの黄色い実験ノート(JN-30N、写真左から2番目)か補助帳簿(これもコクヨ。チ-206。写真の一番左)を実験ノートにしているところが多い。このノートは前者よりもしっかりしてページ数が多く、後者よりも軽くて省スペースであり、値段が安い*1

個人的な好みなら、オレは文が多いので7mm罫のほうが書きやすい。
図を多く書く人は5mm方眼のほうがいいだろう。
大学の研究室なら、指導教官がノートをチェックできる項があるため、学生にまじめに実験ノートを書かせることが可能になる、というのは思わぬ利点か。


フィールドノート(コクヨ セ-Y3、緑色のヤツね)と共に、長い間苦楽を共にできるノートだろう。気に入った。

*1:コクヨ補助帳は A4 サイズ、200p で三千円する。慣れ親しんだノートだけど、重いんだよね。