以前紹介した、「あきた鉱山盛衰記」と、渡辺万次郎先生の「鉱山史話(東北編)」を比較して読み直す。
前者は貴重な写真が多く、後者は渡辺先生の鉱山最盛期のスケッチが見所。
後者は絶版だが、面白いので古本での購入をお勧めしたい。
やはり前者は社会科学寄り、後者はもちろん自然科学がベースになっているのだが、やはり万次郎先生の文章は読み応えがある。
それは、オレが自然科学をやっているからなのかもしれないけど。



おまけに、あまんきみこ「雲のピアノ」を読む。


雲のピアノ (わくわくライブラリー)

雲のピアノ (わくわくライブラリー)


調律士のおじさんが、猫やネズミに依頼されてピアノを調律するエピソードを、甥や姪に語って聞かせるという内容の話。
あまんきみこの文も好きだが、やっぱり、伊勢英子の絵がよろし。
小学校4年生の夏の推薦図書のようだ。