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島に行きたい。
もう、役場前のビーデビーデ*1の花は散っちゃったかな。
殺人的な直射日光が路地の植木の下に黒々とした陰を落とし、でも、海から吹く風はそれなりに涼しいっていうのが欲しい。
というわけだからではないけれど、最近読んだ本。
小笠原クロニクル - 国境の揺れた島 (中公新書ラクレ (185))
- 作者: 山口遼子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/07/11
- メディア: 新書
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島の人の書く文章によくある独特のウェットさもなく、淡々と、でもしっかりと重要な事実を書き上げた良書だと思う。
この島に来ると、「国際交流とはなんだろうか」「文明とはなんだろうか」「戦争とはなんだろうか」「島というコミューンの特徴」などの様々な考えが頭をよぎる。