「五輪の書」から学ぶ、結晶作りの真髄

兵法の道において、心の持ちやうは常の心に替る事なかれ。常にも兵法の時にも少しもかはらずして、心を広く直にしてきつくひつぱらず、少しもたるまず、心のかたよらせぬように、心をまん中におきて、心を静かにゆるがせて、そのゆるぎのせつなもゆるぎやまぬやうに、よくよく吟味すべし。


結晶作りに当てはまるなあ、と思った。
「常の心」だけではなく「ゆるぎ」が必要。
結晶成長のダイナミクスで、キンクやステップや多少の欠陥が必要不可欠なのも似ている。