クラーク数

クラーク数で何番の・・・」という話がありました。
えー、いまさらクラーク数ですか。
もちろんクラークさんの概念には見るべきものがあるのは認めますが。


一家に一枚周期表も、今のバージョンはノーベル賞受賞者じゃなく、元素の存在比(クラーク数ではなく)になっているようです。
権威主義が見え隠れしていたので、今のほうが気分がいいですね。
「自分の主義思想と合わないので、受賞を拒否する」タイプの科学者がもっと多くてもいいと思います*1
しかしやはり大多数の科学者は「ノーベル賞を受賞して権威を逆手にとってその旨味だけを利用し、実はノーベル賞自体には何の価値もないと考える」という身の振り方になるのでしょうね。
スポンサー探しが楽になりますので。


盲目的なノーベル賞信仰から脱却できたとき、日本ははじめて「科学技術立国」に成り得るのかもしれません。

*1:日本人で受賞拒否が一人いたはずですが、名前が思い出せません。受賞拒否とはそういうことなのでしょう。変人テスラは別として。