結晶屋がうなずく、「理想的な」結晶形をした雪。
右下の図の薄い六角板状結晶の上に転がる小さい結晶。
http://www.its.caltech.edu/%7Eatomic/snowcrystals/photos/tape1.jpg


雪の結晶の写真を扱った HP。
http://www.markcassino.com/galleries/snowflakes/flake_thumbs.htm


雪の研究者
中谷宇吉郎*1
http://www.its.caltech.edu/%7Eatomic/snowcrystals/photos/nakaya.jpg
Wilson Bentley
http://snowflakebentley.com/


雪の結晶形成における、過飽和度と温度のダイアグラム(中谷ダイアグラムの一部を改訂したもの)。
http://www.its.caltech.edu/%7Eatomic/snowcrystals/primer/morphologydiagram.jpg


水からの伝言」における実験手法。
飽和水蒸気が氷の表面上に昇華した、気相からの結晶結晶だということがわかる。
再現性がなく、撮影に用いる結晶の選択がきわめて恣意的であることが推測できる。


http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/p106_2.html

 実験は、1ccずつをシャーレにとり、-20度で凍らせる。それを、-5度の実験室の顕微鏡で観察するのだが、水の結晶は条件の良い形に凍った氷の表面にしか出来ない上、顕微鏡のライトで温度が上がるために1分ほどで溶けてしまう。
 非常にデリケートな作業の上、完全な結晶がとらえられる確率は50回の内、わずか2〜3回なのである。


つっこみどころ満載。強いて一つだけつっこむとすれば、以下の点だろうか。
「水蒸気は単分子なので、気相からの結晶成長はクラスター構造とはまったく関係ない。」
信仰だね、ここまでくると。それを番組にしちゃうフジテレビにもびっくり。


本人の日記
http://www.masaru-emoto.net/newemoto2/index.html

*1:なかや うきちろう。理研寺田寅彦に師事した寺田物理学の正統後継者の一人。北大で雪の研究をする。