引っ越しで壊されるとまずいものだけ自分の車で運んできました。
とっておきの鉱物標本一箱、ギター6本、写真の道具一式です。
特にギターは、乱暴に扱われるとネックが痛んで音が変わるので、引っ越し屋に任せたくないのです。
女子学生が「フォークギターが欲しい」と言うので、ヤマハ FG をあげてしまいました。
姪にはアリアをあげることにしました。
このアリア、合板なのですがよく弾きこんであります。
指板なんか減りまくりです。
いっぱい弾いてもらえるといいですね。


19インチのテレビも学生にあげました。大学院に入った年に卒業生から譲り受けたものです。
家にはソニーのスタジオモニターが残りました。
SGI の19インチ CRT も手放そうと思いましたが、思い入れがあって廃棄できませんでした。
荷物がなかなか減りません。
でも私はまだマシなほうらしいです。
Sセンセの引っ越し見積もりは180諭吉!って言われたんだそうです。


→うをー。片付かない片付かない。


すてっちまおう。


→学生さんと、ゴミ捨てに行ってきました。
今まで大事に取っていたものを、大きな大きなゴミのシュートにポイポイ放り込んできました。
ちょっと躊躇すると、ゴミ処理センターのおじさんが手から奪い取って乱暴に放り込むんです。
ダンボール詰めした思い出も、ゴロゴロ転がってゴミの海の中に沈殿していきました。
悲しかったです。
学生さんも同じように自分のゴミを放り込んでいたのですが、さびしがっていました。
ゴミを積んでいた状態で秤量して、廃棄後風袋を計ったら100キロも違いました。
悲しいですが、なんとなくすっきりしました。