なぜか昨日は職場の怪談ばかりを聞かされました。
深夜、実験棟のドアを施錠確認する音がするとか、一人で実験しているのにずっと見られている感じがして落ち着かないとか、そういうものです。
みんなリアリストなのに、そんな経験談があるってことは、やはり何らかの物理現象があって、それを観測しているってことなんでしょうね。
誰もいない実験棟で一人で実験していると、深夜11時に、ドアノブを端の部屋から順にガチャガチャ施錠確認する音が聞こえてきて、廊下に出て確認してももちろん誰もいないんだそうです。
なんてマメな幽霊なんでしょう!私だったら死んだら仕事しませんよもちろん。


・・・ちょっと待って。そこは第二種とはいえ管理区域ですよ。
幽霊とはいえ、被曝しちゃまずいんじゃないでしょうか*1。高周波炉もあるし。
問題は、幽霊が労働安全衛生法でいう「労働者」に相当するかどうかです。
職務をしているから無給でも労働者なわけですよね。
しかも独法化後は構内全域は事業場になってますから。
幽霊もきちんと健康診断をしてガラスバッジを携帯してもらわないと困るんです*2


伯父さんの通夜に行ってきました。
で、菩提寺の住職の木魚テクニックを見に行ってきました。
が、住職さんは体調不良でお休み。今日は息子です。
木魚のテクニックは、スティック(バイと言うらしい)を高い位置から完全に振り下ろし、元の位置に戻す「フルストローク」、高い位置から下ろして鳴らし、押さえつけて瞬時にミュートをかける「ダウンストローク」、低い位置で小刻みに叩く「タップ」の三種類があります*3


しかし、彼はいまいち技巧に欠けるんですよね。
オヤジの住職のほうが等速感があってリズムキープがしっかりしていて、ブレイクも気持ちよく決まるのに。
まあ、MCがしっかりしてたので、不満はないのですが。
通夜の席はこれがツボにはまってないとね。

*1:幽霊が何らかの重元素を含む分子で構成されているとしたら、第一種管理区域でいろいろしたら放射化しますよ。その状態で管理区域外に出ちゃまずいでしょ。軽元素だけで構成されていると信じたいですね。

*2:そうそう悪さをされては困るのでお払いできればそうしたいのですが、お払いに必要な費用を研究費から捻出するのは難しいでしょう

*3:ドラムとは違い、低い位置から叩いて高い位置に戻す「アップストローク」がありません