結晶化させた試料が、典型的な異極晶であることがわかりました。
半面像付き♪
キラリティを持つ化合物の結晶化は面白いですねー。
ラウエ群的には異極晶であっても、実際に異極晶だということが見てはっきりわかる試料はそう多くないです。
高次の面指数を持つ結晶面が優先的に成長しないと、異極晶にならないのです。


鉱物の異極晶の代表は電気石と異極鉱ですが、前者ははっきりしたのをしばしば見ますが、後者のはっきりした異極晶を見たことがありません。
異極鉱といったら、頭が四角いヤツばっかりで。
実は都市伝説なのではないでしょうか?
メキシコ産をじっくり観察したほうがいいかな。