みのむし

bagworm 1


みのむし ころころ ひょうたん ぽっくりこ


bagworm 2
↑木の枝に縛り付けてあるんですが、縛りすぎです。


最近になって、ミノムシを見る機会がめっきり減りました。
これは、昔のように子供目線で散歩したり、野山を散策したりする機会が減ったためと考えていたのですが、実はそうではなく、外来種の「オオミノガヤドリバエ」という天敵が中国から入り込んで、そのためにオオミノガの個体数が劇的に減っているためだそうです。
30年も前はうんざりするぐらいミノムシがいて、蓑を剥いて芋虫を出し、刻んだ色とりどりの折り紙で蓑を作らせたりという遊びがあったのです。
1990年後半から九州に上陸したオオミノガヤドリバエは、福岡などのオオミノガをすでに絶滅に追いやり、その勢いをどんどん東に広げているそうです。


がんばれよ、みのむし。