野山を歩くと、虫の好む植物、そうでない植物がおぼろげながら見えてきます。
植物中の有機成分によるのでしょうが、好んで食べられる植物、そうでないものがあり、これは虫の種にも大きく依存します。
マメ科アブラナ科はいろいろな虫が寄ってきます。
セリ科は花には虫が寄ってきますが、葉っぱはあまり好まれないようです。
キンポウゲ科、ケシ科はあまりおいしくなさそうです。
キク科は、種によっては虫が付き、種によっては虫に嫌われます。
春菊などはほとんど虫がたかりません。


それでも、特異的に食べる変な虫もいます。
不思議です。


ただし、虫の嫌いな成分は必ずしも人間によって有害とは限りません。
ピレスロイドの薬効は虫には劇的ですが、人には効きませんもの。