キチガイに刃物

ヤフオクで、ダガーナイフの取引ができなくなったようです。
私は、それほどの刃物好きではありませんが、いくつかの刃物は必要上持っています。
鉈は亡くなった沼田の鉈打ち師「正人」の渡り6寸のものですし、普段使いしているのはガーバーのステンレス折りたたみナイフです。
以前はお金が無くて、オピネルの安いものを使ってました。アレのほうがガーバーよりはるかによく切れました。

OPINEL(オピネル) フォールディングナイフステンレス#8 41438

OPINEL(オピネル) フォールディングナイフステンレス#8 41438

刃がすごく付きやすい鋼なのです。素人でも刃が付けられます。
それに比べてビクトリノックスの刃の付かないことといったら。
確かにコルク抜きと缶切りは便利ですが、それが必要でなければビクトリノックスにまったく魅力を感じません。
欲しいのは、ミーハーですが R. W. Loveless です。当然ヌードモデル*1です。
http://www.rakuten.co.jp/subaru/1849947/
↑誰か私に誕生日プレゼントで買ってください。


家では菜切包丁と牛刀を使ってます。
いずれもヤスキ鋼で錆びますが、刃の付けたては包丁の重みだけでトマトが切れます。


切れる刃物ってのは魔力にも似た魅力があります。
おかしな人が世の中に混ざっている以上、攻撃性の高い刃物は性悪説に基づく規制もやむなしだと思っています。
しょうがないですよ。何人も殺せるんですもの。
信販売でこんなものが買えるのが危ないところなのかもしれません。
もともと、ヤバい刃物ってのは大量生産するものではありません。
ヤバい刃物は、店主が買い手をよく品定めするべきだと思ってます。
アウトバックマタギナガサも同様です。


しかし、だからといって子供に刃物を触らせないというのは曲解です。
使いようによっては便利なものも、狂気の下では人殺しの道具となる、というものは世の中にいくらでもありますよね。
手の届かないところに置くのではなく、理解させるのも大事。
現代は人間が社会生活の中で互いに依存しすぎ、獣性をほとんど捨ててしまいましたが、自然を相手にするには刃物は必要不可欠です。
私は小学生の頃からナイフを持っていました。当然ですよね。
最近は当然じゃないみたいですよ〜。

*1:ついついオッパイに目が行っちゃうんだよなあ。なんてわかりやすい罠。