雪、やんでしまったのお。つまらん。


雪というのは本当に面白いです。
現在の地球の気温って、氷点近傍にたまたまあるんですよね。
で、太陽の照射角度に基づく気温の揺らぎで、水蒸気が結晶化して降ってくるんです。
こんな面白いこと、他にはそうそうありません。
東北にいたときは「雪対策ってのは完全なる徒労で、産み出す物がなにもない」とか考えておりました。
しかしそれは私の完璧な勘違い。
日本の水資源を支え、気候をコントロールし、風光明媚な風景を作り出す、雪という鉱物。
こんなに深遠な結晶性化合物は、地球上には他にありません。
中谷宇吉郎の愛してやまなかった、「天からの手紙」。
この手紙が読み解けるか否かは、受け取る側の読解力に依存するのでしょう。


ベントレーごっこをしようと繰り出しましたが、気温が高すぎて挫折。べちゃべちゃ。
もう5℃は下がらないとダメみたいです。
湘南にいる限り、それは望めないなぁ。これが過ぎればもう春です。