A Day In the Life

雨の中バイクで走りまくっていたら、パンクした orz*1
前タイヤでしかもチューブタイヤなんで修理も楽でしょ、と家でパンク修理。
が、やっぱりリムからタイヤビードを外すのに苦戦。そりゃそうか。
このタイヤはまだましで、オンロードのぶっといタイヤは人力じゃまず外れない。
アパートの下に住む5歳ぐらいの小さな女の子に「かっこいいバイクだね」と声をかけられる。
お嬢ちゃん、オレと一緒に朝焼けの湘南を流すかい?
アスファルトに座り込んで、ドラムブレーキの中を掃除していると、今度は男の子が来て、珍しそうに眺めている。
車に積んであった水晶をあげた。とても喜んでくれた。
そうそう、男の子は手をオイルまみれにして機械をいじることを忘れちゃダメだぜ。
たまに、オイルで手が汚れるのを極端に嫌がる人がいるけど、そういうのはヨクナイ。
タイヤ表面を見ても何か刺さったようには見えず、チューブを引っぱり出して水の中で圧をかけてパンク位置がやっとわかった。
パッチを当てて補修。はめるのにまた一苦労。
最寄りのエネオスに行き、圧をかけ、漏れていないか確認。
だいじょうぶそう。よかったよかった。


ついでに、バイクのハンドルにハンディ GPS と方位磁針をセット。
このハンディ GPS はバイク本体より値が張るので、こまめに取り外せるようにした。


そのそばのローソンでコーヒーを買い、「そろそろスプロケ交換してあげようねー。もう2万キロ乗ってるもんね」って言いながらチェーンのテンションを見ていたら、大きなスクーターに乗ってやってきた若い男の子に声をかけられた。
「すいません、このちかくで、しんまつだって駅、ありませんか?」
新松田?小田急の?えらく遠いぞ。
すると彼の携帯電話のメールを見せられる。彼女からのメールだ。
小田急新松田駅で待つ、とある。
ホントはもっともっともーっと甘ーいラブラブメールで、見せられるこっちが恥ずかしくなるようなものなんだけど、略。
しかしここは茅ヶ崎と寒川の境で、松田なんて小田原方面で、30分飛ばしても着かんぞ。
「まあとりあえず相模川渡って厚木から東名にノレ。そっから名古屋方面に向かって大井松田でオリレ。新松田駅はそのソバだ。彼女にはまだまだ時間かかると電話しておけ」と指令を出す。
買ったコーヒーを彼に渡すと、彼は手を振ってバイクで去っていった。
彼女、怒って帰っていないといいね。


バイクに乗っていると、なぜか人によく声をかけられる。
それは、バイクの持つ特性の一つかも知れない。
車は、自分用の閉鎖的な空間を引き連れて移動するため、他の人が声をかけづらいのだろう。
バイクはそういうのがないから、垣根が低いのかも知れない。

*1:雨で洗われて道路に転がっている鋭利なものが浮き出てくるのか、パンクは自動車もバイクもみんな雨の日という傾向あり