私の姉は吉井に嫁に行ったのです。
あの人は、虫が大の苦手。
触ることもできませんでした。
で、事前に知らされなかったのですが、嫁ぎ先の本家は養蚕をしていました。
カイコ(お蚕様という)が眠り出す*1と、いっせいに拾い集めるのですが、とにかく人手が必要で、死ぬほど虫の嫌いな姉も借り出されたんだそうです。
白いむにょむにょのカイコを拾うのです。潰さないように。
私は何の抵抗もありませんが、芋虫の苦手な女性にはきついかもしれません。


こわいよねそういうのって。

*1:脱皮や変態の前、カイコの動きが止まるため、眠ると表現されます