愛はかげろう

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20090908-OYT8T00102.htm?from=os2

 7日夜、厚木市境を流れる相模川にかかる二つの橋で、カゲロウとみられる白い綿状の虫が大発生し、道路上に降り注いだ。初秋の珍事に驚いたドライバーたちが渋滞を作り、大量の虫の死骸(しがい)でスリップした車による物損事故も起きた。


 厚木署によると、午後8時頃、厚木市相模原市を結ぶ県道508号・昭和橋近くで、ひったくり事件の検問を行っていた警察官から、「大量の虫が発生し、交通渋滞が起きている」との連絡が入った。


 その後、住民からの110番もあり、署員が現場に急行。昭和橋から約4・2キロ下流にある、厚木市座間市にまたがる県道42号・座架依(ざかえ)橋でも同じ現象を確認した。同8時25分頃には、昭和橋の信号機で止まっていた乗用車に、虫の死骸でスリップしたトラックが追突する事故が起きた。


 二つの橋の路面や歩道は一時、雪が降ったように一面が白く覆われたが、午後9時頃には発生のピークが過ぎ、死骸は風に吹き飛ばされたという。同署や橋を管理する県厚木土木事務所は「今回のようなケースは経験がない」としている。


ちっ、のりおくれたぜ!