偶感Z

みんな、それぞれの世界で、それぞれに辛くてしょっぱい思いを味わっている。
吐き出せる気持ち、触れることすらできない気持ち。
ちょっと思い出しただけで精神状態がおかしくなってしまうような出来事。
どうしようもなく、なるようにしかならない運命。
タイミングの悪さから起きる、取り返しのつかない結末。


バネになんかできない。できっこない。
ゆっくりゆっくり、時間をかけて、嚥下するしかない。
時間のゆとりがあるなら、ちょっと放置した方がいいかも。
それ、ストレートに対面すると、おかしくなっちゃうよ。
あとで、ゆっくり受け入れることにすればいいんじゃない?
現時点では、感情のドアを閉めて、事務的にやっつけようよ。
逃げるが勝ちって。


山猫亭で、国産の紅茶をいれて、お待ちしております。
若い衆が、少しずつ勉強しながら昔の紅茶作りの機械を引っぱり出して、作ってるんだって。
彼の今年の努力を讃えつつ、森を渡っていく風の音を聴きにきてください。
ここは水の森。
私も貴方も、いつかは還っていくところ。