世界の海を侵略する日本産ワカメ

日本や韓国では食卓に欠かせないワカメが、世界の海を荒らし回っている。いわば「海の帰化生物」である。陸の帰化生物ですら駆除がむずかしいのに、海でのさばる外国産の生物の駆除はほぼ絶望的だ。はるばる世界の海にワカメを運んでいったのは、船のバラスト水である。今年は国連の「国際生物多様性年」にあたり、10月には「生物多様性条約」の第10回目の締約国会議が名古屋で開催されが、帰化生物は生物多様性を脅かす一大脅威である


http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20100604/103966/