古レンズの入っていた缶が新島のお煎餅の缶だったのです。
ブリキの手折りで、丁寧にこしらえてあって、継ぎ目なんかハンダで溶接してあるの。
一緒に入っていた新聞が昭和25年だからたぶんその頃の時代のものなのでしょうけど、こういう手間隙かけた丁寧さってのは好きです。


低コスト大量生産・大量消費の波に押されて忘れてきてしまった、丁寧な職人芸の味ですが、私はもちろん高く評価しております。