高効率電力量利用

昨日、ねぼすけと家電の消費電力量を測定し、電力使用の状況を調べてみた。
するとねぼすけは、アレも使うの止めよう、これも使うの止めよう、という。
いや、そこまでしなくてもよい。
不便しない程度に、こまめにコンセントからプラグを抜く、この動作で充分。
ついでに言うと、コタツに掛け布団を一枚増やし、厚めの靴下を履く。
たったそれだけで、現時点では計画停電は回避できるだろう。
東電の電力供給量、各戸の使用状況、そして、実際にそれをした際の電力量減少から、それはわかる。
ついでに言うと、電力使用の少ない夜間に動かしても問題ない電化製品(炊飯器とか)は、夜間に動かすとよい。これで電力量ピークの山が減る。
対策を練って、電力使用を抑えるなら、一番電力を喰う電化製品から手がけるのが正当。ウチなら冷蔵庫からだな。


計画停電は、東日本の産業にものすごいダメージを与えるだろう。
これをやられると、炉を持っているところ、低温装置を持っているところは、まず仕事ができなくなる。装置を西日本に移動するのはべらぼうに金がかかるし。
産業の低迷は、日本の外貨獲得に暗く影を落とし、給与、雇用などの点で、ボディブローのように自分のところに戻ってくる。
生活に支障が出ないように回避できる手段があるなら、そうしたほうがいいよね。


地味だが、各戸の細かい心がけが重要だろう。
夏までに、節電対策をしたほうがいいよな。


人間は、すぐに贅沢に慣れてしまう。
一度上げた生活水準は、そうそう元に戻すことができない。慢心してしまうから。
しかし、それではダメな状況がやってきた。とうとう。
エコ替え」という言葉があったが、まさに今、それを実践するのが望ましい。
産業に負担をかけず、消費を冷やさず、その上で消費電力量を減らす。
これは、それほど難しくないだろう。買い控え心理と慢心さえなければ。


消費電力量勝負、誰からの挑戦でも受けるぞ。