ボニー

最近、音楽の趣味が世代とずれているのを指摘され、「若造」称号を見事頂いてしまった doublet ですこんばんわ。
私は群馬県民ですから、BOOWY を紹介しておきます。
彼らは高崎出のバンドで、以前は「ラタン」という小さなライブハウスなどで演っていたのですが、いつの間にか有名になってしまいました。
同時期、前橋出身の ROGUE というバンドもありましたが、かれらはあまりパッとしなかったようです。
前橋と高崎は仲が悪いのです。
いまだに高崎市民のほとんどは「なぜ県庁が前橋にあるんだろう?」と思ってますよ。
私はその頃は RC やらオフコースやらを聴きながら太い学生ズボンを履き、星を見ていました。
たぶんそのあたりからすでにずれています。
でもそれはおれのせいじゃない。
BOOWY の解散の年は、The Blue Hearts の 1st が出た年でもありました。
甲本の歌は天性のものがあり、ライブではバイトの警備員が仕事を放棄してノリまくっちゃうとか、大変なバンドでした。
イカ天よりずっと前の話よ。


というわけでスライドおばさんをあげておきます。脈絡ありません。



最もストラトの似合う女性 No. 1 といったら、私はボニー・レイットしかいないと思うんですね。
最もスライドの似合う女性 No. 1 といったら、私はボニー・レイットしかいないと思うんですね。

重合による sp3 炭素形成反応

しばらく本業で、四塩化ケイ素を強還元剤で還元して、ケイ素のナノメートルサイズのクラスターを作って、このものの自動酸化でナノメートルサイズのシリカ微粒子を作っています。
四塩化ケイ素の還元によるシリコンナノクラスターはすでに報告があります。Zintl 相という金属間化合物の電荷を戻してやればよいのです。しかし、その先はほとんど報告がありません。
で、先月、四塩化ケイ素と四塩化炭素を間違えた(正確には、出入りの業者さんが間違えて持ってきた)のに気づかず、四塩化炭素を脱水トリエチルアミン中でマグネシウムアントラセニドで還元してしまい、困ったことがありました。
「金属のアセチリドができて爆発しそうで危ないから、ドラフトでほっとこ」と放置して、一月ぐらい忘れていたのです。
今日見たら、なんか細かいキラキラした無色透明な3ミリぐらいの硬い結晶粒がいっぱいできて沈殿していました。
塩化マグネシウムだよなあ?と思って水で洗って廃液に捨てようとしたんですが、さっぱり水に溶けません。えらく硬いの。
塩化マグネシウムは基本的には歪んだサイコロ状の結晶になるんですが、この結晶は正八面体ベースですし。
なんだろうこれ?


とりあえず回折実験してみようと小さな粒でX線の反射を見たら、観察どおり立方晶!です。ラウエ群 F !?


「あ、これダイアモンドじゃね?」ということになりました。
確かに結晶構造解析をしてもダイアモンド構造が見えます。
四塩化炭素を、強還元すると塩素が引き抜かれて普通は不定形の炭素(比表面積の極めて大きい活性炭)ができるんですが、ある種の溶媒と還元剤の組み合わせでは、sp3 結合で無限に連なる重合反応が起こり、ダイアモンドになるようです。
炭素高圧相が、常温常圧のウルツ型カップリングでできるってすごくないですか?
しかも簡単にミリメートル大。
金儲けの匂いがプンプンするわぁ〜。

続きを読む