雪だ、雪だア!
もう5cm積もったぞ!
スタッドレス(ウィンターデューラー)に換えておいてよかった。
雪が降ると頭に流れる、あの音楽。
「雪の進軍」。
明治に作られた軍歌。
映画「八甲田山」で、高倉健が歌っていた。
オレも雪の中を歩くと、必ずこれが口を出てくる。


この歌詞で軍の志気が上がるのだろうか?
メロディは明るいが。

雪の進軍

     作詞作曲  永井建子


1 雪の進軍 氷を踏んで
  どれが河やら 道さえ知れず
  馬は斃れる 捨ててもおけず
  ここは何処ぞ 皆敵の国
  まよ大胆 一服やれば
  頼み少なや 煙草が二本


2 焼かぬ乾魚に 半煮え飯に
  なまじ生命の あるそのうちは
  こらえ切れない 寒さの焚火
  煙いはずだよ 生木が燻る
  渋い顔して 功名噺
  「すい」というのは梅干一つ


3 着の身着のまま 気楽な臥所
  背嚢枕に 外套かぶりゃ
  背の温みで 雪解けかかる
  夜具の黍殻 しっぽり濡れて
  結びかねたる 露営の夢を
  月は冷たく 顔覗き込む


4 命捧げて 出てきた身ゆえ
  死ぬる覚悟で 吶喊すれど
  武運拙く 討死にせねば
  義理にからめた  恤兵真綿
  そろりそろりと 頚締めかかる
  どうせ生かして 還さぬ積り


雪で採集にも出かけられず、家で沈澱。
仕上がっていなかったウシゴロシの柄を完成させる。
1.3kgの石頭にはめあい。どんぴしゃ。
焼き入れ方向を、柄の曲がり方向に設定。
いい感じ。
1.3kgだと一日振るのは辛いけど。
明日は雪のために運転が厳しいので、家で論文でも読もうかな。


そしてやはりマンガ


10年ぶりに「タッチ」(あだち充)26巻を読了。
同じ野球マンガなら「キャプテン」「プレイボール」(ちばあきお)の方が好き。
ちばあきおのマンガは、隣の家のかわいい女の子も、何の苦労もなく速球を投げられるヒーローも出てこない。
「キャプテン」「プレイボール」には、ヒーローもヒロインが存在しない。
魔球も出てこない。
才能のある主人公も皆無。もちろんモテるはずもない。
そこがいい。


彼は谷口のような性格だったという話を聞いたことがある。
自殺してしまったが、ぜひマンガを書き続けて欲しかった。とても残念。

津波


とんでもないことが起こった。
募金に行ってきた(募金をするとカミさんがイヤな顔をするが)。
NHK の緊急報告では、現地では警報が出なかったという話だ。
日本は津波には何度も懲りているので情報が早いが、被害国はそうではなかったらしい。
番組では津波の特徴に軽く触れていた。
津波は波が押し寄せる時より、すべてを巻き込んで海に引っ張っていく「引き」の方がはるかに怖いという説明が
全く触れられていなかったのにはやや不満が残る。


今年は(日本は特に)自然災害が多発した年だったが、最後に本当に恐ろしいのがきた。


ペさん。新潟に募金を送っていただいたそうで、誠にありがとうございました。
もしよろしければ、津波被害国にもお送りいただけないでしょうか。