化石の二枚貝に詰まった方解石


第三紀層に大量に含まれる貝化石のうち、死貝が閉じているものの内部の空隙に方解石が成長したもの。
広島のデパート建設のときに産したものがよく知られる。
この場所は、たまたま県道の工事の際に通りがかりいくつか拾えたが、現在はすべてコンクリート法面の下で、採集不能
貝殻をうまく取り去るとオレンジ色ー褐色の内部印象になる。割ると中は犬牙状の飴色結晶が見える。
オレは化石は苦手なので、化石が採れても放置するしか能がない。
クリーニングもできないしね。
おなじ県の堆積岩に含まれる二枚貝の貝殻の印象(完全に貝殻は溶け去っている)に、きらきらと光る菱鉄鉱の結晶があった。
やっぱり放置。