夜通しドライブして、この間水晶の双晶が出た産地に向かう。
この夏は採れないづくしだったので、一箇所ぐらいガマが開けたい。
深夜3時に到着、車で日が昇るまで仮眠。


朝、目が覚めたら、車の中に10匹以上蚊がいる。
付近は藪なので、薮蚊にご馳走してしまった。
車用の網戸がほしい。


朝からガマ開け。虻と薮蚊がうるさい。
この間、深くて手が出せなかったガマの延長確認。
肩が入るぐらいまで露頭に穴を開け、この間埋め戻した土砂をかきだして、ほじくる。
やはりガマはまだまだ続いている。
蓋のような石をバールではがすと、粘土と共に多数の水晶が出てきた。

↑ガマをあけたところなんだけど、泥だらけでよくわからない。
水晶が転がっているのがわかっていただければいいのだが。


最大7cm。透明。
現場では双晶、特に浮いた双晶は判別が難しいので、ガマ粘土ごと土嚢袋に詰める。
朝7時から夕方3時までかかったが、まだガマは続いている。
この間の分と足して、さしわたし1mはありそう。
ただし、今回は採った時点ではっきりわかる双晶は見出せなかった。
やはり、この間は相当ラッキーだったとみえる。

↑ここは、一つのガマでだいたいこのぐらい水晶が出てくる。
土嚢袋一杯ぐらい。
やはり泥だらけなのだが、ほとんどが水晶。


近くの温泉に入り、泥を落とす。
露天風呂だが、誰もいない。
じっくり体を洗う。
しかし、虻がブンブンうるさい。
風呂につかっている顔を狙ってくるもんだから、いやになる。
足をわざと刺させて、刺した時点で撲殺。いてて。


しばらくドライブして、河原に行く。
この河原は、たまに縞瑪瑙が流れてくる。供給元は不明なのだが。
ただし、いいものは見つからなかった。
付近は、なつかしいような農村地帯。
夕暮れで虫や蛙が鳴き、山あいに日が落ちて、ねむの木の花が咲く。


カミさんの実家に果物を送って、仮眠。
深夜ドライブしながら、車の泥をウェスで落として、家に帰る。